• TOP
  • 診療科・部門案内
  • 部門案内 放射線科

部門案内放射線科

診療案内

 放射線科には、X線撮影装置、移動型X線装置、歯科撮影装置、骨密度測定装置、乳房撮影装置、X線透視装置(2台)、マルチスライスCT装置(64列、256列)、MRI装置(1.5T、3.0T)、血管撮影装置、核医学検査装置、地下1階にはリニアック放射線治療装置を整備しています。

 近隣施設からの検査依頼(CT・MRI・歯科撮影・一部のラジオアイソトープ等)受け入れも行っています。地域住民の皆様のための「肺がん検診」「胃がん検診」「乳がん検診」など検診業務も行っています。

 放射線科では、高性能装置を用い撮影した良質な画像を迅速に提供することで、地域の皆様の健康に貢献する努力をしています。予約や検査内容につきましてはお気軽に放射線科にお問い合わせください。

各検査について

・一般読影検査

 X線という放射線を使用し、体の内部の構造を二次元画像として出力します。 骨折や肺の疾患などを診断するために広く使用されます。 他の放射線検査と比較して、簡便かつ迅速に画像を提供することができます。

・歯科撮影装置

 歯科診療の補助として行う、X線を用いた撮影です。パノラマ、セファロ、TMJ(顎関節)、CBCT撮影などがあります。

・骨密度測定装置

 エネルギーの低い2種類のX線を使用し測定します。一般的に腰椎や大腿骨の骨密度を測定します。

・乳房撮影装置

 乳房を圧迫してX線で撮影することによって、乳房内の異常を見つけることができます。特に乳がんの早期発見に有用です。

・X線透視装置

 X線を使用して体内の構造をリアルタイムで観察します。透視装置では、X線を連続的に照射し、その画像をモニターに出力します。特に消化器系の検査で使用されます。 バリウム検査も透視装置で行います。

・CT装置(64、256列)

 X線を回転させながら人体に照射し、体内の複数の方向からスキャンします。その後コンピュータがこれらのデータを解析し、画像を作成します。体内の骨や血管、臓器を観察することができます。

・MRI装置(1.5、3.0T)

 強力な磁場とラジオ波を使って体内の構造を画像化します。MRIは、脳、筋肉、靭帯、神経の評価に優れており、神経疾患、脳卒中、関節や筋肉の損傷などの診断に有用です。

  

・血管撮影装置

 X線を利用し、造影剤を血管内に注入した後、撮影します。血管の状態や障害の有無を調べます。

・核医学検査

 放射性物質を体内に注入し、その放射線を検出してデータを取得します。放射性物質は短期間で体外に排出されるため、影響は最小限です。

・リニアック放射線治療装置

 がん治療の一つの方法で、高エネルギーの放射線を利用してがん細胞を破壊したり、腫瘍の成長を抑えたりする治療法です。放射線治療は、単独で使用されることもあれば、手術や化学療法と組み合わせて使われることもあります。

当該科の特徴

 放射線科以外にも予約のある患者さんにとって、検査の待ち時間は気になることです。放射線科では、混雑状況に応じて、受付時に他科と連携し、効率よく検査を受けていただけるように、技師の配置と配分を適切に行い、できる限り待ち時間を減少できるように努力をしています。

 また、朝の早い時間の予約CT検査(造影検査以外)を行っていて、ご好評をいただいています。予約の際に主治医にご相談下さい。

 撮影した画像とその読影結果は、射線科医と連携し、主治医の先生に迅速に配信しています。結果は主治医からお聞き下さい。

 放射線科では、経験豊富な看護スタッフが対応していて、検査に対する不安の解消に努めています。造影剤など薬剤を使用した撮影時のアレルギーに対しても迅速に対応いたしますのでご安心ください。

 患者さんには安心して検査を受けていただけるように心がけています。いつでもご不明、ご心配な点はご遠慮なくお申し出ください。

お知らせ

  • 都合により休診となる場合があります。詳しくは受付でご確認ください。

診療体制

  • 医師 常勤医1名(読影医)非常勤医4名(読影医)2名(腫瘍医)
  • 技師 常勤 13名 非常勤 2名
  • 看護師 非常勤 2名 
  • 事務員 非常勤 3名